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​depuis 1998

​短歌21世紀

​WING21

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砂

​短歌21世紀とは

1997年(平成9年)12月の『アララギ』廃刊に伴い、その直属の後継誌として1998年(平成10年)1月に創刊された短歌雑誌およびその結社です。『アララギ』の選者であった小暮政次を中心に、同じく選者であった大河原惇行や楠瀬兵五郎、清水正男、斎藤彰詰らが集い、伊藤左千夫長塚節島木赤彦斎藤茂吉土屋文明たちの写実という作歌態度を忠実に受け継ぐ結社として歩みはじめました。雑誌の発行はもちろん、毎月のメール歌会、全国各地での歌会を開催したり、勉強会も多数おこなわれています。初心者向けの対面アドバイスやメールによる添削指導もあります。2021年からオンライン歌会も開催しています。

  発行人・・・大河原惇行

  編集委員・・・松本東亜、小川優子、井出匠、佐藤光江、松本章子、藤田勝夫

  作業所総括・・・伊藤光冨久

      事務局 ・・・・  向山文本

  選者・・・大河原惇行、杉本明子、藤田信宏、小川優子、松本東亜

火の赤のボール

​結成の由来

平成九年に、アララギは九十年の歴史を閉じた。

そのアララギを継ぐ歌誌として、「短歌 21世紀」は創刊されたと言っていい。

その意味するところは、常に考えなければならない。近代から現代にかけて、アララギに於いて活躍した伊藤左千夫、長塚節、島木赤彦、斎藤茂吉、土屋文明と言った人たちの写実という作歌態度及びその多くの優れた作品を前にして、時に怯むこともあるが、先にさらに新しい世界が開かれてゆくに違いないと思うのである。同時に、アララギが歴史を閉じたことは、今日という時代状況において、その理由を受け止めなければならない。その確たる認識があって初めて、次の展開が可能になるのではないか。

小暮政次を中心として、「短歌21世紀」は創刊されたが、平成十三年二月、小暮政次はその九十三年の生涯を終えている。そのことによって、「短歌21世紀」は更なる困難を背負ったといっていい。それでも、若い人達の多い「短歌21世紀」と言うこの集団は、その困難を跳ね除けていくであろう。

嘗て朝日新聞の「折々の歌」に、大岡信氏は、小暮の歌を取り上げて、歌とは別に次のように書いている。「アララギは平成九年末で九十年の歴史を閉じ、今は残された人々によって新たな歴史が刻まれている」と言う指摘は、やはり、嬉しいということであった。

「反写実を含めて写実だ」と晩年の小暮政次は言ったが、そのことと、アララギを継承することの意味を考えなければならない。そして、歴史に刻まれる新たなるものは何か。すべて、これからであって、皆の努力によって新しい世界が築かれてゆくに違いない。(大河原惇行)

 

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会員著作

歌集評をお読みになりたい時は、歌集の下のボタンをクリックしてださい。

東西雑記抄 小暮政次著.png
先生の横顔 大河原マス美著.png
索引 表紙.png
目次 表紙.png

                      10月オンラインZOOM歌会のお知らせ

  10歌会は10月27日(日)20時から約2時間ほど開催します。海外の会員の参加もできる時間設定にしました。自由で楽しい歌会です。

 会員はどなたでも参加できますが、席に限りがあるため申し込み先着順です。

 見学希望の方も受け付けています。​

 

 また、毎月メール歌会も開催中です。御希望の方は、下記の「お問い合わせ」から

​メールしてください。

Twitterご利用のみなさまへ

Twitter版「短歌21世紀」、「#アララギ辞典」

ともども、ぜひフォローおよびリツイートのほどよろしくお願いいたします。@Araragijiten  @tanka21seiki

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​入会案内

  入会希望の方は、最下段にある「問い合わせフォーム」に「入会申込み」の旨ご記入のうえ、送信してください。

​  お問い合わせだけでも結構です。

  ご記入いただいたご希望の方法にしたがい、こちらから連絡させていただきますので、しばらくお待ちください。

会則抄

 ○本会は、正岡子規以来の、写生の精神に則った短歌を旨とする創作、研究に賛同するものを会員とする。

  ただし、会員の作品の方向性を問うものではなく、誰でも自由に入会できる。

 ○会費は一般会員は年額8,400円、学生は半額、購読会員は各号1首掲載可能で年額3,000円

​  (いずれも1年分前納のこと)。

 

送稿規約抄

 ○電子データ(word)での添付送稿を歓迎する。小川選歌欄はtwitterDMからの送稿も可。

 ○郵送の場合は、B5判二百字詰原稿用紙を使用。

 ○作品は旧仮名(文語)、新仮名(口語)いずれも可であるが、どちらであるかを明記すること。

 ○出詠は十五首以内とし、選者指定者は原稿用紙右欄外肩に選者名を朱書する。

   大河原惇行、藤田信宏、小川優子、杉本明子、松本東亜が選歌を担当する。

 ○出詠三首以内の場合、ハガキまたはDMに作品を書き、県市名及び記名をして投稿のこと。小川優子が担当。

 ○評論、エッセイなど、文章の取捨は発行所に一任のこと。

   原稿締切日は偶数月25日とする。ただし、メールによる場合は翌(奇数)月の20日とする。

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